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運転手なしでレンタルが可能なバスの種類

バスの中でも小型バスもしくはマイクロバスは、運転手なしでもレンタルは可能です。ただし、小型バスのレンタルを行う会社は全国で2～3社程度のみです。また、レンタルの条件として大型免許もしくは中型免許限定解除を取得後2年が経過している方のみと限定していることもあります。

マイクロバスよりも大きい中型バス・大型バスは、運転手ありで借りなければなりません。その理由は、「乗車定員29人以下、車両全長7ｍ未満の自家用マイクロバスのみがレンタカーとして使用可能」と規約に定められているためです。30人以上乗車できるバスを利用したいとお考えでしたら、運転手つきのバスの利用を検討しましょう。

小型バスとマイクロバスの違い

小型バスとマイクロバスはサイズにほとんど違いはありませんが、定員数や設備などが異なります。具体的には、補助席がない小型バスの定員数は21～25人が一般的です。それに対しマイクロバスは通常シート17～22席に加え、補助席が0～7席配置されているケースが多く、最大で29人が乗車可能となっています。

シート数だけに注目すれば小型バスのほうが席数は多いですが、全体の定員数を見ると、補助席のあるマイクロバスのほうが乗車可能人数は多いです。しかし、定員数が少ない小型バスは車内がゆったりとした構造ですので、ゆとりを持って座りたい場合は小型バス、乗客をできるだけ多く乗せたいときにはマイクロバスが向いています。

また、冷蔵庫やDVDプレイヤーなどの設備がバス内部に搭載されている点も小型バスの特徴です。さらに、小さいトランクルームがついているものもあり、スーツケースやリュックサックなどをしまえば座席周辺が荷物であふれる心配もありません。

ただし、小型バスは10年以上前に製造が終了しており、取り扱っているバス会社は限られています。

以上のように様々な違いがありますので、どこに重点を置くか検討したうえでどちらをレンタルするのか判断することが大切です。

運転手なしでバスをレンタルするときの注意点

前述のとおり、大型バス・中型バスはレンタルの対象外となり、借りられるバスの大きさはマイクロバス・小型バスまでです。また、自分で運転する場合には大型免許もしくは中型免許限定解除が必要です。

その他の注意点として、酒気帯び運転があります。お酒の量によっては、前日に飲んだとしても酒気帯び運転となる場合もありますので、当日はもちろん、運転の前日も飲酒を控えたほうがよいでしょう。

なお、マイクロバスはトランクルームが搭載されていないため、定員数ギリギリで利用する場合は荷物の置き場に困る場合があります。快適な乗車時間を過ごすためにも、乗客数や荷物の量などを考慮し、バスのサイズやレンタルするバスの数を決めることが大切です。